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Photoshopの学習 その1

Photoshopで画像加工

今回はPhotoshopを使い、写真を3D風に加工する。
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設定の確認

まず、作業を進めるうえで必要な設定を行なう。

  • 表示>スナップ先>グリッドにチェック。
  • 編集>環境設定>ガイド・グリッド・スライスから、グリッド線を5px,分割数を1にする。
  • ctrl+hでグリッド線を表示させる。
  • 多角形選択ツールをぼかし0にし,アンチエイリアスのチェックを外した状態にする。

作業をマクロに登録

ポリゴン風の画像を作るため、色合いが近似した範囲を三角形に選択し、色を平均化する手順を繰り返していく。この際、別レイヤーに書き出し、そのレイヤー名をpoligonという名前にする流れをマクロとして登録する。登録したマクロはfunctionキーなどに割り当て、作業効率を上げられるようにする。

  • 三角形に選び、ctrl+fで色を平均化する(ならない場合はフィルター>ぼかし>平均)

 ※2つ目のポイントを選んでからダブルクリックすると、自動で三角形に選択される。

  • 選択範囲がある状態で、ctrl+jで別レイヤーに書き出す。

 (レイヤーパネル右上のパネルメニューから、パネルオプション>サムネールの内容をレイヤー範囲のみ表示に変える)

  • ctrl+レイヤーのサムネイルで、そのレイヤーの選択範囲だけアクティブにする。
  • レイヤー名をpoligonに変更する。
  • 背景レイヤーを選択する。

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ここまでをアクションに登録しておく。functionキーなどで簡単に実行できるようにし、三角形を選択>マクロ実行を繰り返し、画像を三角形で覆っていく。
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仕上げ

三角形の縁に境界線を入れ、より3D画像らしさを演出する。

  • pologonレイヤーを一つ選び、レイヤースタイル>境界線>1pxの白で境界線を描く。
  • レイヤーを右クリック、レイヤースタイルをコピーする。
  • 全poligonレイヤーを選び、レイヤースタイルを貼り付ける。

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ポイント

この処理のポイントは、三角形の取り方にある。一つは大きさで、この例では目や唇などの箇所は細かい三角形を多量に配し、はっきりとした色で表示されるようにする。もう一つの注意点は隙間なく三角形を並べる点だ。背景に配した元画像を非表示にすることで、隙間がないか確認しながら作業を進める。時々拡大を解除して、全体を見ながら作業を進める。