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CG企画 終了

CG企画を終えて

私が企画した、クラス内におけるCG作品の発表会が終了した。
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総評

以下、総評を転載する。

企画主催より、本企画終了に際しごあいさつ申し上げます。

時期がポートフォリオ制作の佳境とぶつかってしまい、作品数が3件と少なめになってしまいました。
ひとえに私のスケジューリングの甘さによるところであり、まずはお詫び申し上げます。

さて、作品は3点とも違った個性があり、その意味では賑やかになったと思います。
優勝作品はたいへんレベルの高いもので、コメントにもあるようにこのまま商用化しても差し支えない出来栄えです。

2位、3位の方の作品にもそれぞれ魅力があり、票割れが起こったのも納得の内容となりました。
お忙しい中ご応募いただきました皆さんに、厚くお礼申し上げます。

投票いただきました皆さんから、多くのコメントをお寄せいただきましたことに大きな驚きと喜びを感じました。
小規模ではありましたが、クラスが一体となったような気がして、開催して良かったと思っております。

これから皆さん(私を含め)は、ポートフォリオの制作、就活の準備、面接と忙しい日々を過ごされると思います。
こうした活動の中、きっとこの「作品を評価する側」の視点が役立つのではないかと考えています。
採用されるためには、採用(評価)する側の意図を汲み取れるかが重要になってきます。

作品を出した側、評価し投票された側、どちらにとっても有益な企画であったと信じ、当企画を締めくくらせていただきます。

以上

感想

反省点としては、参加者が少なかった点が挙げられる。事前の参加人数の読みの半数ほどの規模となってしまい、自分の見通しの甘さが悔やまれる。企画を動かすのが1ヶ月遅かったという感触だ。
また、私の中で「納期は遠いほど遅れる」という言葉があるのだが、今回もその言葉通りになった格好だ。生産管理の仕事をしていた頃、このことを痛感した。
多くの仕事が1~2ヶ月のスパンで動いていたのだが、突発で入った短納期の仕事が納期遅れを起こすことはまずない。これは、その仕事がイレギュラーであり注意しなくてはならない、という気が双方に働く点が大きい。
一方、これに対し通常の納期の仕事は注意意識が低い水準となる。納期の遠い仕事を管理するには、可能であればタスクを細分化し途中経過を管理し続ける手がある。しかし、いたずらに工数を増やす可能性もあり、かつタスク細分化が難しい仕事もある。
現状、最良の手段としては、管理する側とされる側の意思疎通を取りやすい環境づくりに尽きると思う。ちょっとした折に触れ、「そういえばあの件、どう?」と気軽に聞けるような風通しのいい関係性を構築し、トラブルがあった場合に言いにくいような関係構築を避ける。
言うは易し、行なうは難し、といったところではある。しかし、様々な管理手法を用いて細かく管理するより、この手法の方が工数も少ないのではないかと感じる。優れた管理手法で人が動けばそれに越したことはないが、最終的に人を動かすのは心ではないか、と経験を通じ思っている。