スマートフォン専用サイトを一から作る 第2回
スマートフォン専用サイトのcss
今回はスマートフォン専用サイトのcss記述における注意点を学習する。
デザイン面の注意点
スマートフォン専用をデザインする際、注意すべき点として下記が挙げられる。
フォント指定
body { font-family:"Hiragino Kaku Gothic ProN",Helvetica,san-serif; }
フォントはiOS用の指定だけとなり、今のところ常に上記だけ指定しておけばよい。
文字サイズ自動調整off
body { -webkit-text-size-adjust:none; }
新要素をブロックレベル要素に
article,aside,canvas,details,figcaption,figure, footer,header,hgroup,menu,nav,section,summary{ display:block; }
これらのタグはinline要素なので、blockに変える。リセットの一種として常に書くようにする。
titleをブラウザ上に表示
<li class="thumbnail"><a href="penguin.html" title="ペンギンのイラスト" >
.thumbnail a:after{ content:attr(title); }
aのtitle属性をブラウザに表示させる。cssだけでブラウザに表示させる文字を指定できるため、用途が広いテクニック。PC用とスマートフォン用で別の.cssを使う場合が主な用途である。
文章が長い場合に省略させる
h1{ overflow:hidden; white-space:nowrap; text-overflow:ellipsis; }
文章が長い場合に省略させる。常に3文でワンセット。スマートフォンの狭い画面を有効活用するために重要かつ頻出の記述。スタイルの崩れも予防できる。見出しで良く使われる。