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html5第4回

html5フォーム関連

今回はhtml5で追加されたformのinputタグのプロパティについて学習する。

placeholder

入力値のサンプルがグレーで表示される。ユーザが入力を開始すると自動で消える。

<input type="text" placeholder="入力サンプル">

required

必須項目とする。未入力ではsubmitできなくなる。

<input type="text" required="required">

autocomplete

入力値の候補が自動で表示される。

<input type="text" autocomplete="on">

typeの属性値

typeの属性値として指定する新たな値として主なものを挙げる。


type="email"

e-mail入力専用のtext属性。e-mail形式でないとエラーを出す。

<input type="email">
type="url"

url入力専用のtext属性。url形式でないとエラーを出す。

<input type="url">
type="range"

スライダが表示される。送信値は数値だが入力値は表示されない上、数値での入力はできない。

<input type="range">
type="color"

色の入力欄を表示させる。

<input type="color">
type="number"

数値入力のトグル付入力エリアを表示する。

<input type="number">
type="password"

パスワード入力エリアを表示する。入力値は黒丸で表示され、ブラウザ上で読めなくなる。

<input type="password">
type="list"

selectと同様に、こちらで用意した値以外は入力不可にさせる。

<input type="list">
<option value="選択肢1">選択肢1</option>
<option value="選択肢2">選択肢2</option>
<option value="選択肢3">選択肢3</option>

感想

以前php問い合わせフォームを作った際、様々なエラー回避をプログラミングしたが、その中に「値なし」と「メールアドレスは@必須にする」というものがあった。html5ではこうしたエラー回避をプログラミングする必要がなく、formに属性を記述するだけでよくなった。
こうした仕様変更による環境の改善や変化は、Web業界では頻繁に発生する。こうした情報に対し、常に敏感である必要がある。自主的な努力や周囲の人々とのコミュニケーションが大切となり、意識していきたい。