考え、感じる、Web制作。

Web制作の学習や情報についての記事が中心です。

Wordpress 第5回

Wordpress 第5回

今回はコメントやトラックバックなどについて書く。

コメント 前準備

  • コメント機能を有効にするには、ダッシュボードの設定>ディスカッションを開き、下記にチェック。
    • 「他のブログからの通知 (ピンバック・トラックバック) を受け付ける」
    • 「新しい投稿へのコメントを許可する」
    • 「名前とメールアドレスの入力を必須にする」
  • ユーザー>あなたのプロフィールから、表示名を管理人に修正する。
  • 個別記事投稿画面の表示オプションから、ディスカッションとトラックバック送信にチェック。

コード記述

コメント機能を有効化させるには、コードを記述するファイルが3つに増える。

comments.php

まず新規ファイルcomments.phpを作り、下記を記述。

<div id="comments">
<?php if(have_comments('callback=mydesign')):?>
  <h3>コメント</h3>
  <ul>
    <?php wp_list_comments();?>
  </ul>
<?php endif;?>

<?php
comment_form();
?>
</div>
functions.php

functions.phpに下記を追記。位置は最後尾。

function mydesign($comment,$args,$depth){
  $GLOBALS['comment']=$comment;?>
  <li class="compost">
  <?php comment_text();?>
  <p class="cominfo">
    <?php comment_date();?><?php_time();?>
    |
    <?php comment_author_link();?>
  </p>
  <?php
}
index.php

index.phpに下記を記述。位置は#contentの

の直前。

<?php comments_template();?>

投稿されたコメントは承認待ちになるので、ダッシュボードのコメントから承認or破棄する。

コメントRSS

コメントにもRSSフィードを追加する。

コード記述

comments.phpに下記を追記。位置は

の前

<p id="comfeed">
  <?php post_comments_feed_link();?>
</p>

トラックバックの追加

トラックバック機能も追加する。

コード記述

comments.phpに下記を追記。位置は

の前。

<?php if(pings_open()):?>
  <p id="trurl">
  <strong>トラックバック</strong>
  <?php trackback_url();?>
  </p>
<?php endif;?>

記事一覧にコメントリンク

記事一覧にコメントへのリンクを表示させる。

コード記述
index.phpに下記を追記。位置は</p></div><!--.post-->の前
>|php|
<a href="<?php comments_link();?>">コメント
<?php comments_number('(0)','(1)','(%)')?>
</a>

感想

ここまででブログの基本的な機能は一通り実装できるようになった。テーマを一つ作っておけば、軽微な工数でカスタマイズされたブログを作成できるし、ここまでの内容を理解することで自作のテーマを配布したり、またアップロードされているテーマを更にカスタマイズして使うこともできるだろう。
Webに興味を持つまではブログにも興味がなかったが、機能を理解するとその意義性も呑み込める。ブログは情報発信者の割合を増やすという社会構造の変化の一翼を担っている、という格好だ。情報発信者となるメリットの浸透はまだ過渡期にあると考えられるため、今後もこうした流れは促進され、ニーズが高まっていくと予想される。
そのためにはこうしたWordpressの知識、経験は武器になり得ると感じた。